プラセンタは胎盤のことです。胎盤には栄養成分が多量に含まれているため、昔から不老不死の妙薬、若返り、美容の目的で使用されてきました。クレオパトラやマリー・アントワネットも使っていたとのことです。

胎盤の成分は糖タンパク、ミネラル、ビタミンが含まれ、それと最近さまざまな薬理作用のある活性ペプチドが含まれるといわれています。そのためさまざまな効能が言われつつあります。主に細胞レベルでの活性化につながり、自律神経調節作用・内分泌調節作用・免疫賦活作用・血流改善作用があるようです。

効能：肝疾患、喘息、鼻炎、アトピー、リウマチ、冷え性、肩こり、腰痛、更年期障害、めまい、眼精疲労、美容（しみ、にきび、しわ、肌荒れ）

治療法としては、プラセンタの筋肉・皮下注射を週に１～２回行います。効果が出てきたら、維持療法として内服に切り替えるか、注射の間隔を伸ばしていくかです。

頭のふわふわした感じがとれず、西洋薬や漢方薬を使用しましたが、著効せずプラセンタで楽になった方がおられたことを直接に聞いたことや、妙に年齢より若く見えるご婦人を診察しその方がプラセンタを週に１回注射しているのを聞いたのが今回のプラセンタ導入に結びつきました。

若い世代の方は美肌効果を期待して治療を受けられているようです。状況に応じて内服薬（カプセル、ドリンク剤）も、おわけしています。

プラセンタ注射には、一般的な筋肉注射と、除痛効果を期待して行うツボ注射があります。
ツボ注射は主に肩こり、腰痛、坐骨神経痛、膝関節痛、股関節痛に行います。

大体、1週間に４アンプルの量を体内に入れると導入時期は効果的といわれています。

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